見通し・出荷実績

生産・輸出見通し- 陸内協調査による

令和3年度 陸用内燃機関生産、輸出中間見通しについて

更新:2021年10月1日

 令和2年度の国内生産台数は、ガソリン機関、ディーゼル機関、ガス機関が共に減少し、全体で対前年度84.8%の3,344千台と、2年連続減少の実績となりました。また、海外生産台数も、ガソリン機関の減少により対前年度98.9%の9,118千台で4年連続減少の実績となり、これにより国内と海外を合わせた生産台数は、対前年度94.6%の12,462千台と2年連続減少の実績となりました。

 令和2年度は、前年度からの減少傾向に加えて、年初から世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を大きく受け、特に上期は欧米のロックダウンによる需要減や工場閉鎖により国内海外ともに生産が落ち込みました。下期以降は中国の感染収束とインフラ投資政策による急速な回復、また、国内の定額給付金による個人向け機器の需要や政府補助金による防災発電機需要、欧米の巣ごもりによるガーデニング需要や経済活動回復により急速に回復基調となりましたが、前年度比では減少の実績となりました。

 令和3年度も令和2年度下期に引き続き回復基調であり、中国、欧米の建機や発電機に旺盛な需要が見込まれるものの、一部にCOVID-19による部品調達遅れ、コンテナ不足によるサプライチェーンの混乱、変異株の感染拡大等の懸念もあり、不安定な状況です。

 このような中、令和3年度の国内生産は、ガソリン機関が減少したものの、ディーゼル機関が大きく増加し、対前年度106.7%の3,597千台と3年ぶりに増加の見通しとなりました。海外生産は、ガス機関が減少するもののガソリン機関及びディーゼル機関が大きく増加し、対前年度122.9%の11,205千台と5年ぶりの増加で初めて11,000千台を超す見通しです。これにより、国内と海外を合わせた生産台数は対前年度118.8%の14,802千台と3年ぶりに増加し、平成23年度以来の水準となる見通しです。尚、当初見通しに対しては、ガソリン機関の海外生産が約850千台増加し、全体では980千台上方修正された見通しとなりました。

令和2年度の実績と令和3年度の中間見通しを以下のようにまとめました。

販売経路別及び需要部門別出荷実績

令和2年度陸用内燃機関の販売経路別及び需要部門別出荷状況について

更新:2021年7月1日

令和2年4月より令和3年3月にいたる1年間の陸用内燃機関の出荷台数の実績を販売経路別及び需要部門別に会員(計18社)より申告頂き、集計いたしました。

販売経路別出荷について、ガソリン、ディーゼル、ガスエンジンを合計した出荷台数は3,764千台で、販売経路別の比率は、自家用48.8%、直売22.0%、単体輸出29.1%となっています。需要部門別出荷について、ガソリン、ディーゼル、ガスエンジン合計で、国内出荷台数は、2,669千台(前年度比101.9%)で農林・漁業機械が最も多く70.4%を占めています。単体輸出台数は、1,095千台(前年度比67.2%)で、農林・漁業機械が45.8%、土木建設・運搬荷役・産業機械が54.2%、農林・漁業機械が33.3%となっています。