令和6年4月より令和7年3月までの陸用内燃機関（ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン）の海外生産拠点における生産について、会員会社から申告された実績台数に基づき、生産地域別及び仕向け先別海外生産状況として集計しました。　

　令和6年度のガソリンとディーゼルを合わせた海外生産台数は、6,296千台(対前年度比93.4%)と前年比割れとなりました。

　ガソリンエンジン海外生産台数は、2ストロークエンジンが2,001千台(対前年度比84.1％)、4ストロークエンジンが3,889千台(同98.8％)と共に減少となり、ガソリンエンジン合計でも、5,890千台(同93.3％)と前年度割れとなりました。地域別では、2ストロークエンジンは85.3%が北米、14.7％がアジア、4ストロークエンジンは80.9%がアジア、18.6％が北米での生産となっています。

　ディーゼルエンジンの海外生産台数は、406千台(対前年度比95.0%となりました。地域別にみると、アジアが最も多く、全体の87.9%を占めており、次いで、欧州・中南米の11,9％となります。